柿ピー撒き散らし・・・・

外房で、マスターとEっちゃんと釣りをしていたときのこと。
公園があり、そこから磯が続いており、釣り、レジャーにはもってこいの場所。
釣果はさっぱり。

朝マヅメが一段落したので、公園の芝に座り込み、朝の宴を決め込む。
「柿ピー」をツマミにビールを飲み、コンビニおにぎりで食事も済ませた。
日差しも高くなってきたので、ついウトウトしたくなる。
朝も早いことだし、気合を入れて昼寝しようと決め込んだ。
車に戻って3,4時間 爆睡。

その後、公園に戻ってみると・・・
朝の宴の片づけをしないで寝に入ったのがいけなかった。
あたり一面に「柿ピー」が散乱している・・・。!

犯人は「カラス」だ。
寝ている間中、カラスが6、7羽 鳴いていたのを覚えている。
柿ピーの袋を破り、そこらじゅうに柿ピーを散乱させやがった。
6ピースパックの全部やられた。
しかし・・・一面に散乱した「柿ピー」をよく見てみると、

なにやら 違和感がある。 なんかヘンだ。
確かに柿ピーなのだが ちがう。

会社から帰ると、カミさんの顔がなんかいつもと変わってて、何かが確か
に違うん だ けど、どこが違うのか具体的に思い出せず、本人から
「今日髪の毛カットしたの」
と言われて初めて認知できるといった具合に・・・・

そして30秒・・・・・わかった!
散らばっているのは「柿の種」なのだ!

ピーナッツがないのだ! そう・・カラスたちは、「柿の種」だけ残し、
ピーナツだけ食い逃げしたのだ!

確かに・・・「柿の種」だけだと辛いもんね・・・・。
あの、柿の種をコーティングした辛い醤油は、カラスにとって「毒!」
と感じたのだろう。
で、ピーナツだけ食って去っていったのだ。
最初にピーナツを食って

「お、うまいじゃん、いける、いけるぅ!」
「じゃぁこっちの赤いのはどうかな・・・ぐぇ!毒やん!」

と思ったに違いないの だ。
頭がイイといわれてるだけあって、ウマいとこだけ(カラスにとって)もって
行き やがった。

ピーナツと柿の種を同時に頬張って、その味の は〜もに〜 を楽しめる
のは、 人間だけに与えられた特権なのねん。
そにしても、最初に柿の種を口にしたカラスは かわいそうだなぁ・・・・
辛かったんだろな。
それをどうやって仲間に伝えたんやろなぁ・・・。