ボート釣りの方々へ【重要】

2001・10三浦 佐島 海楽園へボート釣りへでかけたときのこと

風雨が少しでてきた昼12:00、お昼にしようと一旦帰還してボート
を降りたときのこと、他の仲間のボートを呼び出そうと、ハカリさんが
無線で呼びかけました。
するとマスターより無線が入ってきました。

「自衛隊の堤防の先のボートが、転覆している!」

岸からは確認できなけど、とりあえず急いで船宿へ駆け込み、おば
ちゃんへ伝えました。
おじちゃんは血相変えて、船外機で出動!!

そして、心配しながら待つこと約15分。
転覆したと思われるボートとお客さんを乗せて帰ってきました。

転覆したボートに乗っていた方は、60代くらいの2人のオジサン。
すぐに、風呂に入れてもらって、着替えも用意してもららい一心地つ
いたようでした。荷物は沈んだようでしたが、大事にはいたらなかっ
たのでほっと安心。

転覆原因は以下のように考えられます。
●小田和湾の奥 は遮蔽物がなく、北風には吹きさらし
 になる。
この為けっこうな波が立っていた。
●一人がアンカーを上げようと、舳先へ移り、ロープを手
 繰り寄せてい
る最中、後ろに乗っている人が片付けな
 どしていたため、波に対
してバランスをとっていなかった。
 アンカー引き上げ時は舳先が下がり、尚且つ船のスピ
 ードも上がる
。ためそのためバランスを崩した。

また助かった要因は以下のように考えられます。
●ライフジャケットを「ちゃんと」着ていた。
●水温が高かった。
●ボートがキレイに裏返った。このためボートは沈まずに
 しがみつくモノがあった。


また、
海楽園は車のキーをフロントに預けるため、車で帰ること
ができたし、
財布なども身につけていた
ことが、不幸中の幸いでした。

ボートが転覆した現場に遭遇したのは初めて。
以下にボートで釣りに出るときの教訓をまとめてみました。

●ライフジャケットは必ず着ること。特に子供!
●貴重品は身につけておくこと。
●携帯電話は、防水ケースに入れて身に着けておく。
●ライフジャケットに笛はつけていたほうがいい。
●アンカー引き上げ時はボートのバランスに注意。
●船屋の人が「行ってはいけない」と言ったところに
 は行かないない。
●海の状況は数分で変化する。ウネリなどで、上がる判断は
 自己で行う!
 船屋の人が「上がれ!」とは言ってくれない。