釣況 ふぁいる Vol56 1999/8/26

場所 山形 最上 白川
実釣時間 120分
天候
気温 ふつう
水温 忘れた
釣場 最上 白川
ロッド 6ft
ライン 3.5lb
ヒットルアー SKAGIT チップミノー、COATACヤマメ3g
Fish チビヤマメ!

8/26 山形最上白川
山形に行く機会があり、最上町の小国川支流白川に入渓。
そのときの模様を。

初めて訪れるところで、ポイントもなにもわからない。 宿泊先の
舟方町、小国川にはアユ師がたくさん。 平日だというのに、この
人たちは、なんてシアワセ。 小国川には所々簗場があり、川沿
いに走る道には、焼いたアユや 川ガニを食いながら休憩できると
ころが点々とある。 そこで入漁券を買う際に聞いてみた。

「このへん、ヤマメとかイワナとか・・・渓流入れるところ  ありま
せんか?」
「あー・・・このへんでもイますけど・・・  白川あたりがイイと思う
けど、大きなダムがありますんで  その上流がいいんじゃない
ですか・・・」
とチャパツのアユを焼いているお兄さんがニコニコ説明してく れた。
ここのところの雨で水温が下がり、そのダムからのFirstRunなんかも
という淡い期待を持ち白川に決定。

翌朝、4時半起床。小雨。
国道47号から法田の集落を目指す。
法田の集落に案内地図があり、確かにダムまでの道はある。
川の左岸を遠巻きに行くのだが、さすが山形、じきに舗装道路
はなくなり、ダート・・・・。
しかも、うっそうとした林道。夜が明けきっておらず、雨も シトシト、
真っ暗。非常にこわい!! 3,4キロ走ると、右手に幅の広い堰堤が
見えてくる。
そこから、またうっそうとした林道を1キロ・・・コワイ・・ と思っていると、
西ノ又沢を渡る。渡ったところに駐車スペース があったのでそこへ停
めた。

川は、日光の湯川をちょっと太くし たカンジ。いいカンジなのだ。
これ以上先へは明るくなってから 行くとして、ここで釣りを開始しようか
と思った・・・・。 ら、ふと白い看板が目に入った。
「西ノ又沢は平成xx年x月 〜平成11年9月30日まで  禁漁とする。
これに違反したものは・・・・」
あぁぁここではイケないのね・・・。 と

いうわけで、またクルマを進める。

林道が二手に分かれるところで、右に入り200m程で 大又川を渡る・・
・・・んーイイ川だ!真にルアー向き。 テキトウなスペースを見つけ駐車。
だけど、クルマから降り るにはまだ暗い(コワイィィ・・・)。

タバコでも吸おうか と思っていると、後ろから、ヘッドライトが近づいてくる。
「やったぁー。人だぁ・・・・」 ビッグホーンだ・・・

と、そのクルマが横で止まった。 窓を空けてオジサンがなにか言ってる・・・。
「カンサツ持ってるかー?」
漁協の人だ!
「はいぃ!」
「気ぃつけてな」
やったー、こんな山奥に人がいた! 不安がイッキに、ヘンな安心感となった。
いつもだったら人がいると、ヤなカンジがするのに・・・ 非常にゲンキンでは
ある・・・。

5:40入渓。釣り下る。
100mくらい下って、やっと出てくれました。 超チビヤマメ!12Cm。

渓流で久々に「プルプル」というアタリを感じてしまった。 サカナはいる!

しかし・・・・ああ・・・チビヤマメばっかし!!
流れ込みまでに6〜7匹のチビヤマメをリリースした。
一番期待した流れ込み・・・・
川が幅広になってチャラ瀬 になったと思ったら、それがネコヤナギの根
元も水没し、一緒に 広々した水面になってる・・・
「流れ込み」 という状態ではないのだ・・・。

しかたなくそこから、釣りあがる。 相変わらずチビヤマメの応酬・・・・
サカナはいるのだ。それだけに、期待を持ってしまう。

結局2時間チビヤマメと遊びまくり。 楽しませてもらった。




ちょっと心残り。
でもニコニコ顔で帰途についた。